超私的見解書

少年サッカークラブ所属の3人の息子と素人の私の体験談です。ぶつぶつと喋りながら書いてます。

怠る。

神2です。

怠る(おこたる)の方の話です。

怠ける(なまける)。

同じ漢字ですけど、微妙に意味合いが違うような気がしているのは私だけでしょうか。

低学年の話になります。

三男、2年生になりました。

1年生の頃、同時期に入団した近所の子がいます。

その近所の子は運動神経抜群で入団した時から1年生にして上の学年の2年生の練習に参加するほど、当初は期待されていた選手です。


勿論、1年生と2年生では練習内容が全然違います。

2年生はボールを使った練習をしているのに対し、1年生はビブスをズボンのお尻側に挟んでそれを取った方が勝ちというような「しっぽ取り」やボールを上に投げて手を数回叩いてキャッチ等、はじめの頃はそのような練習をしています。

遊びの延長線のような練習ですね。

その意図としてはサッカーを楽しむための準備期間のようなものです。

後々、マーカーやコーンを使ったドリブルやボールタッチなどの練習になり2年生に向けての基礎練習を行います。

この練習ならしなくてもいいと思ったなら大間違いです。

これがあるから基礎が身に付きます。

基礎が身に付いてから次のステップにいけます。


その近所の子は2年生の練習のみにしか参加しませんでした。

私も妻も長男、次男ともに経験済みですのでこの練習の大事さを分かっています。
なのでその子は近所に住んでいて奥さん同士とも普通に話す間柄だったので、1年生の練習にも参加した方がいいと言う旨を伝えてあげました。

すると、その近所のお母さんは
「うちの子は2年の練習って言われてるから1年生の練習は大丈夫!」

いやいや・・・


半年後、、
1年生数名が2年生の練習に上がれるようになりました。

三男もそのセレクトに選ばれます。

練習時間は1年生の練習の後に2年生の練習になります。

上に上がりたてのセレクト選手達は1年生の練習に参加した後、2年生の練習に参加するように皆してます。

近所の子だけは1年生の練習に参加することはありませんでした。


1年後、、
当然ですが、1年生は2年生となりました。

その近所の子は3年生の練習に上がることはなく同じ2年生で今は練習しています。

むしろ、数名ほどはたまにコーチから呼ばれ3年生の練習に参加するようになりました。

その近所の子はいまだに3年生の練習に参加できずにいます。

早い段階で逆転現象が起きました。

2年生となり試合も増えてきました。

活躍する選手は1年生の頃に無邪気に団子サッカーをしていた子ども達のみです。

途中から数名は2年生の練習にも参加していたので、その近所の子どもより倍の練習をしていたことになります。


その近所の子は「もうサッカー辞めたい」と言っているそうです。

こうなることは分かっていました。

これはその近所の子の親にも責任はあるのではないでしょうか?

プライドか何かは分かりませんが、
「上のレベルでやらしたい」
他所で練習することもなく、スクールに行くでもなく努力なしでそれを言ってはいけませんよね。

「うちの子は2年生でやれるレベルですから」

親が怠った結果、成長が止まった話でした。
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