超私的見解書

少年サッカークラブ所属の3人の息子と素人の私の体験談です。ぶつぶつと喋りながら書いてます。

兆し。

神2です。

先日、初めての公式カップ戦の大会がありました。

そのカップ戦とは、我が町のU12世代の三大タイトルの一つであります。

スランプの長男ですが、なんとかメンバー入りを果たし大会に臨めました。

トップチーム セカンドチームと両登録して挑んみまして、勿論セカンドチームのメンバー入りですよ。


その大会で復活の兆しが少しみえました。


1回戦ベンチスタート

0-0のまま均衡を破れないまま試合はズルズルと進みます。

前半残り5分程のところで長男カップ戦デビュー。

ポジションは右のサイドハーフ。


私も気が気でないです。

5年生の長男は体も小さく細い、高学年の試合となるとまず相手のフィジカルコンタクトで潰されるからです。

不安に見つめる私でしたが何となく、何となくですが心のどこかに期待もしています。

ここのところずっと不調でしたので、
「ここでゴールを決めて結果を出せれば自信に繋がる」と思い始めます。


ペナルティエリアから1メートル離れた中央辺りでボールを受けます。

この試合のファーストタッチである。

アタッキングサードエリアですので相手も素早く寄せてきます。

そこを右足からダブルタッチてかわして左足でミドルシュートを放ちます。

ボールはキーパーから見て左の隅に、、


見事ゴールイン!


チームメイトも大喜びで息子のところに駆けつけてハイタッチやハグをされています。

その息子の表情は
「見たか!」
というような表情ではなく

爆発したい気持ちを押さえて、押さえて、押さえきれなくなって、はにかんだ笑みを浮かべています。

少し照れ臭そうに・・・


それを見て私は少し涙を浮かべてしまいました。


私の心の中
「ここで決めて結果を出せば自信に繋がる」と思ったことをやってのけた息子とチームメイトが息子に駆けよる姿を見て心を打たれたからです。

また、最高の形が現実に目の当たりにしたことがまるで不調を抜け出すサインのような気もしました。

試合はそのまま1-0で勝利。

続く2回戦はシードチーム相手で力の差を見せつけられた結果となり敗退。

力の差を見せつけられただけに意味のある敗退になったのではないでしょうか。


この大会を通じてスランプ脱出の兆しは見えたのは確かです。

2回戦敗退となりましたが、息子にとってもチームにとっても意味のある大会になったことを感謝しています。

フットボールの神様は存在する。

そんな気がした1日でした。

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