超私的見解書

少年サッカークラブ所属の3人の息子と素人の私の体験談です。ぶつぶつと喋りながら書いてます。

少年サッカー逃げるパス。

神2です。

今回の逃げるパスは分かりやすくすると
[消極的]です。

消極的ですと、その子の存在感が消えてしまいます。その分、ミスをおかすとミスしたことが倍に目立ってしまいがちです。

そんな我が子に親は苛立ちを隠せないでしょう。

その気持ちすごくわかります。
私もその経験者ですから…。

なぜ消極的になるのかは様々な要素があります。
〇自分に自信がない
〇自分のせいになりたくない
〇指導者に怒られたくない
〇相手の方が強い

自分 相手 指導者

全ては対人間。

ここでも、大人の社会のような縮図がこの少年サッカーにはあります。

先程、私もその経験者といいました。
当時息子は小学三年生。

体格も一番小さな息子はその当時、何してもダメでした。
ドリブルしたら取られるはディフェンスはざるです。
何せ、フィジカルコンタクトにおいて欠点が。

最初はまだチャレンジしていましたが、失敗の回数だけ徐々に消極的に。

そうなってしまうとだんだんとチームのお荷物にもなり、ボールを触る回数も勿論減ります。

見ていられなかった苦い記憶です。

なんとかしてやりたいって気持ちでしたね。

私「もっとチャレンジしてみたら?」
息子はうなずくだけ。

自信をつけるしかないです。
消極的な最大の理由は自信の無さだと思っています。

自信をつけるためには血の滲むような努力だと学生時代思っていました。
今でも勿論、思っていますしこのハングリー精神に勝るものは無いとも思っています。

しかし、それとは違う克服する為にした事が一つだけあります。

意識改革です。

朝起きて一番さきに目に飛び込む所に目標を書いた紙を壁に貼る。

書いた内容

《レギュラーになる!!》

ハッキリ言ってこれでレギュラーになれたら苦労は要りません。

私は四の五のいう前にまず思っていることを書面に残せと。

将来プロサッカー選手になるとか高校選手権に出るとか遠い目標は今はいい。
そこまで息子がしっかりした目標がないと思ってましたし漠然とセオリーな夢がプロサッカー選手と結び付いたから。
なれたら良いなぐらいでしか無かったと判断しました。

常に今を一生懸命になるには今置かれている立場は状況に真剣に向き合うこと。

これが当時の息子には何より必要と感じてその意識だけ持とうと励ましました。

意識の高い子どもは最終目的から逆算するという方法で目標設定をしていると思います。
現にプロの第一線で活躍する選手はそうしているとスポーツ番組でよく見ます。

しかし、息子にそこまで立派な才能は残念ながらありません。

残した書面から見ても《優勝》ではありません。

1つの目標をクリアしてまた次の小さな目標を積み重ねていく方法がベストだと思い、今でも一流の真逆でやってます。
それで《行けるとこまで行ってみようよ》と。

あっ!後もう一つあります。

意識改革の確認としまして普段の練習に対することです。

せっかく練習に行くのですから、日課として漠然の意識で練習に参加するのではダメだと。
上手くなりたいの意識を今以上に持つことが大事と伝えました。

私は口酸っぱく息子に言ってる言葉があります。
「嫌なら辞めろ」と。

消極的や劣等感の果てには必ず嫌悪感が生まれます。

幸い今のところ息子はサッカーが大好きです。

好きだからやれる

それでいい。

しかし、また壁が来る

山あり谷あり

このようなバイオリズムの中、人生を終えるまでは続くものです。

今のジュニア時期にこのような経験沢山すればするほど、長い先々の人生でも役に立つと思ってます。

4月からまた長男5年生。
来シーズンはまたどんな壁が来るのでしょうかね。
www.jin2.site
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その後の息子についての記事です。
良かったら覗いてやって下さい。
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神2のお薦めの一品。

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書くことで意識改革です。