少年サッカー体格差。 - 超私的見解書

こんばんは神2です。

体格差

自分の子どもは小柄というのは、どのお父さんお母さんも気にしがちな話です。
体格差。
大抵は子どもよりも親の方が気にしていますよね。
そりゃそうです。
背が高ければスポーツではなんでも有利です。

特にバスケット、バレーボールなんかはみんな基本でかいです。
野球のピッチャーも背の高い人多いです。

特に少年サッカーは背が高くて走るのが早ければかなり有利です。
ボールをボーンと前のスペースに蹴られたらフィールドが広いから追いつけません。
体がデカイから当たっても逆にぶっ飛ばされます。まさに無双状態です。
まだまだ成長中の子ども達なのでこの体格差は個人個人の成長段階で違い、その幅はあまりにもでかい。
たまに大人と子どもというぐらいの身長差のある子ども同士も見ます。それぐらい早く成長する子もいますので、そうなるとある意味反則です。

これはもって生まれたものですからどうしようもない部分。
せめて牛乳とかいっぱい飲ませたりも考えました。やることやろう的な事をしている保護者の人も多いのではないでしょうか？

私の息子たちはめちゃくちゃおチビさんです。
運動会でも学芸会でも一番前なので幼稚園の頃からカメラが撮りやすいのが良い所です。

幼稚園までは良かったのですが…(笑)
サッカーを始めてからはこの体格の事を気にしてしまいます。背を伸ばす方法とか。

小さい分、よく体の当たりでは負けてます。

見ていて身長がもう少しあればとよく思います。

けど、そのような光景を見てきてネガティブなことばかり思ってもいけないのでプラスに考えることにしました。

ポジティブに考える

バスケット界で有名な言葉があります。

サイズはコーチできない

ポジティブな言葉ではないのですがその通りなんです。
技術や体力を伸ばしてあげる事は出来ても身長だけは伸ばせません。
有名な漫画「スラムダンク」の台詞でも似たような台詞がありました。
「お前をでかくすることはできない。立派な才能」
まぁこれはデカイだけで何も出来ない当事１年生の魚住純に言った台詞なので小さい子に対して言う台詞ではありませんが…。
バスケットの神様であるマイケル・ジョーダンも小さかったため上手くても身長が足りないから成功しないだろうと思われていたそうです。

だから、[サイズはコーチできない]はネガティブな言葉。　

小さいからラッキー

じゃあ、どうしたら良いのか。
逆の発想をしてみました。
これはサッカーの話です。
体格差についてよくいろんな記事で書かれている
大きい子は足元の技術がおろそかになりがち等
＝フィジカルコンタクトが強いので細工しなくても相手を抜けるし取られないから。
小さくてラッキーですね！
小さい子はボールを取られないように技術を使わなければなりません。
よって足元の技術を習得するにもってこいのゴールデンエイジ期に100％に近いぐらいの状態で技術向上せざるを得ません。
理にかなってます。
真っ向勝負で勝てないから次は考えます。
頭を使います。
もうこの時点で考えてサッカーする習慣が他の体が大きい子よりも早くなってくるんじゃないでしょうか。
スゴいラッキーです！
段々と成長していって小学６年生には無理でも中学、高校となった時には体格も追い付いて今まで負けていた大きい子と逆転現象に発展する可能性はかなり高いと思います。

早熟より大器晩成であれ

サッカーでの高さはあるにこしたことはないのは確かですが、バスケットやバレーボールほどは求められていませんよね。

今、世界ナンバーワンのサッカー選手は誰ですか？
という質問に対してパッと誰が思いつきましたか？
おそらくメッシ、クリロナ、はたまたバロンドールを受賞したモドリッチでしょうか？
クリロナは高さはありますが現にメッシ、モドリッチはまず背が低いです。このことから身長が小さくても世界１になれることは立証済みですよね。

話は大袈裟になりましたが日本人選手なんかはどうでしょう。
小さくても通用してます。
成長が追いつくというのは背が追いつくのではなく、骨格が追いつく筋肉が追いつくといった方がシックリきますかね。

そんな悩めるお子さんをお持ちのお父さんお母さんには是非とも川崎フロンターレの
中村憲剛選手のプレーやコラムを見ていただきたいです。中村憲剛選手の脳ミソは99％サッカーの事だけ考えているのではないかというぐらいサッカーに詳しい。当たり前かもしれませんが、中村憲剛選手の解説やコラムは分かりやすい。また生い立ちも体が細いから挫折したなど近いものがあるのではないでしょうか。
現在38才　Jリーグ２連覇も達成しまさに大器晩成型な選手です。
長友選手小さくても体幹の強さで当たり負けしません。この選手も大学では応援団という経歴の持ち主で36才で迎える次のW杯にもでる気満々です。若手に葉っぱかけて言ってるのかはわかりませんが大器晩成に変わりありません。
乾選手も良いですよねー。笑顔溢れて心底サッカーが好きなんだなーと思いますし30過ぎて逆にブレイクした選手ですよね！
笑顔という意味では忘れてはいけないのが日本の新10番　中嶋翔哉選手ではないでしょうか。
身長164センチと小柄。ですが趣味は筋トレ。もちろんガッチリしていて筋肉質です。
何より試合中みせる笑顔からいつまでもサッカーを楽しむサッカーが大好きなんだろうなーと見て受けられます。

プロの話で大きくかけ離れてしまいましたが、今小さくても心配ないですよって話でした！まとめすぎましたが(笑)
今が大事なんだという親御さんにはジレンマかもしれませんが、私はその先の方が大事だと思っているので早熟だけは避けたいところです。
いろんな壁に当たり挫折をくりかえすことによってまた強くなれると信じています。
だから大器は晩年にあるのでしょう。

今小さくて試合にも出れなくても良いじゃないですか、小さいが理由でセレクションに落ちても良いじゃないですか？その分ハンデをあげて同じ土俵に立っているのですから。

少年サッカーで試合に出れる出れないは理由は何であれ確かにもどかしものですよね。
少年サッカーの醍醐味はないかもしれませんが、小さい=ラッキーと捉えてもいいのではないでしょうか。
最近の私の口癖は本田圭佑ばりの「伸びシロ」ですね(笑)

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