少年サッカー組織的。
こんばんは神2です。
今まで勝っていたチームに勝てなくなっている。
またその逆で今まで負けていた相手に勝った。
大量得点出来なくなってきている。
学年を重ねる毎に感じるギャップ。
この現象はおそらくチームとして組織化してきたからでしょう。
三年生までは個だけで勝てる
低学年、いや3年生ぐらいまでは個人能力だけでサッカーしても勝ててしまいます。
8人制のうちの半分、4人そこそこ上手い子がいるだけで低学年のうちは勝てます。
10-0とか15-0とかのスコアは低学年のうちはよく見るスコアです。
これが高学年となるとそんなスコアはなかなかお目にかかれない。
いわゆる組織化してきたからだと見解します。
組織化
10点差で勝っていたチームがあるとします。
学年を重ねる度に5-0 3-0と段々とサッカーらしいスコアになってきます。
これはお互いに組織としてチームとして
プレーしているからです。
始めは団子サッカーから始まります。
チームどころの騒ぎではないです。
ボールのある所に必死で追いかけ時には味方のボールまで奪ってしまいます。
それから段々とチームっぽくなっていきますが、まだチームとしてのまたサッカーの理解も低く個人技が勝るためそこそこ上手い子が多ければ勝てます。
4年生ぐらいからは組織化が浸透し始めて
「サッカーらしくなってきたな」
と思うようになる時期ですね。
選手達もチームプレーや役割をしっかり認識してサッカーします。
ですから、段々と点を取ることが難しくなってくるのです。
またこの年代ぐらいからちょっとしたチーム内での逆転現象なんかも出てくる時期ではないでしょうか。
なんかチームが変わってきたのでしょうね。
三年生までは個人能力で勝てると言いました。
すなわち、足の早い子や力が強い子、背の高い子。
その能力を売りにサッカーをしていた選手が段々とこれまた光を失ってきます。
四年生~以降は判断力、チームプレーができないと使えなくなってくるから。
いつまでもドリブルしていたりフリーの選手を無視して個の力で打開していた時代に終わりを告げ始めます。
そんな境目に新たに光る選手も出てくるからこれまた面白いんですよね。
サッカーはチームプレー
技術も勿論ですが、サッカーは集団スポーツですよね。
判断力やタイミングが重要になります。
その判断する時間を少しでも稼ぐために足元の技術も必要です。そのために足元の練習を低学年のうちにみっちりやるチームも多いと思います。
その判断する時間を少しでも奪うために相手も組織的に守備してきます。
オフサイドをこの時期にすると結構コーチにも厳しく言われがちになります。
自分だけではいけなくなってきていますよね。
少年サッカーの集大成は六年生です。
ここに照準を合わせてくるチームがほとんどだと思います。
ですから、今勝っていても一年後二年後はハッキリと分かりません。
今負けていてもいいです。
レギュラーでなくてもいいです。
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チーム内の逆転現象からチームそのものの逆転現象も充分あり得るのが特にこの少年サッカーです。
気長に見届けましょう。
これだから少年サッカーはおもしろい。
これが少年サッカーの醍醐味だと見解します。
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