超私的見解書

少年サッカークラブ所属の3人の息子と素人の私の体験談です。ぶつぶつと喋りながら書いてます。

次男 絶不調。その弐

神2です。

前回の続きになります。

次男の絶不調ぶりがどんなものなのかをまず説明させていただきますと…とりあえず3点あります。

・ボールウォッチャーになる
・迷いながらプレーしているからすべて中途半端
・戦う姿勢がない

ボールウォッチャー

半径1メートル以内にいる敵味方がいるとします。
チームメイトがボールを奪いにいっていているのにフォローしない。
こぼれてくるボールを待っている様に見えます。
フォロー サポート等オフザボールの動きが全くなく固まっている。

迷いながらプレー

まず先にゴールではなくパスのイメージが浮かんでいるのでドリブルしていても迷いながらドリブルしていて全てが中途半端なプレーに終わってます。

戦う姿勢

見ていて何がしたいのか伝わらないし、なんで試合に出ているのが不思議に思うぐらい気持ちが負けている。

上記以外でも言葉で説明が難しいだけでまだまだあります。

はぁ~・・・


この状態で合宿に入ります。

しかし、前回次男に究極の選択

サッカー続けるか辞めるかを迫っているので、少しは気合いが入っているかな?

いざ、合宿スタート

合宿といってもチーム練習ではありません。県外県内から5チーム程招待されているチームがありそのチームとの練習試合。

1日4試合をこなします。

初日と二日目を見た正直な感想は「少しは動くようになったかな」程度でした。

1年前の方がキレはまだあったと思う。

普通、体の成長と共に動きも良くなるはずなのにうちの次男ときたら悪くなってるんですから親としても腹立たしい気持ちはわかってもらえますよね?(笑)

そして、三日目最終日

私も正直怠くなってもうマジマジ見なくていいやという気持ちで会場にきました。

まぁ昨日とさほど変わらないし、三日目なので逆に皆動けてないですね。

そんな中、合宿最後のトレーニングマッチが始まります。

最終日のみ来てくれたコーチがいます。
若いですがチームのコーチ歴は長くとても信頼されているコーチです。

そのコーチが最後の試合の笛を吹きます。

最初は黙って審判していました。

当然、トレーニングマッチですので審判しながらのコーチングはあります。

すると後半から怒りのごとく激しい罵声が飛びました。

「何で頑張れないの!?」

「行ったらいいだろ!」

息子の駄目だといってた部分をことごとく指摘してくれています。


指摘された次男のプレーはいつもより強引になっていきます。

「うんうん、お前はそれぐらいがちょうどいいんだよ」とコーチ。

それからは疲れているはずなのにこの数日間で最高のプレーを見せてくれました。

この調子を落とすことなく日々精進してほしいと願います。


怒鳴りや罵声はダメだとされている世の中ですが、時には必要なときもあると思います。

ただ、そこに愛情を持ってくれているコーチだからこその怒鳴りや罵声です。

愛情を持った怒りだからこそ、それで息を吹き返す可能性だってあると見解致します。

何はともあれ次男にとって今回の合宿がとても大事な合宿になったことを心から良かったとそのコーチに感謝しております。

これをもって次男絶不調を完結とさせていただきます。
本当にそうなればいいけどなぁ(笑)
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