超私的見解書

少年サッカークラブ所属の3人の息子と素人の私の体験談です。ぶつぶつと喋りながら書いてます。

バンディエラ。

神2です。

バンディエラとは、そのチーム一筋である。
        そのチームの顔。

今回は熱きバンディエラの話。

現在6年生で1年生の時に入団してついに卒団を迎える年齢になった。

その選手は5年生ぐらいまではレギュラーでしたが集大成の6年生ではベンチ。

試合にもほぼほぼ出ない。
本人からしたら挫折を味わったであろう。


全日予選も終わり、たまたま話す機会があり進路について聞いてみた。

私「中学はクラブチームに残るの?」

首を横に降り「中学は部活にする」

私「なんで?」

「今のレギュラー組もほとんどそのまま上に上がるし他のチームの上手いやつらもうちのジュニアユースに来るらしいから」

私「そうかぁ…」

かなり自信を失っていたのでしょう。

まぁそれはそれで仕方ないことだと私は受け止めた。

しかし、事態は急変する。

ジュニアユース監督でもある代表からそのバンディエラに直々にうちのジュニアユースに上がってきてほしいと連絡があったそうだ。


そのバンディエラはスピードが持ち味の選手だ。

ただ体の線が細く、当たり負ける。

代表は6年生の指揮を…いやっその年代の指揮を取ったことがないものの、陰ながらいつも見てくれていたのでしょう。


フィジカルは追い付く。

彼の潜在能力を見抜いているのか

どんな選手になるのか私も期待してしまう。


それを聞いた本人も希望の光が射したのでしょう。


ギリギリのところで当クラブのジュニアユースに上がる決断をしたそうです。


また試合に出れないかもしれないという不安はあると思うが、今の自分を厳しい環境に身を置く決断をしたそのバンディエラに私は涙が出そうでした。

さぁもう卒業です。

次のステージでそのバンディエラがどう化けるか今から期待してなりません。


少年サッカーで残してしまったモノを必ずジュニアユースでは全て捕りに行って欲しいものです。
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