超私的見解書

少年サッカークラブ所属の3人の息子と素人の私の体験談です。ぶつぶつと喋りながら書いてます。

少年サッカーコンバート。

こんばんは神2です。

少年サッカーのポジションって基本的にFP GKって表記が多いと思います。チームによってはしっかり各ポジションに分けて表記しているところもありますが。

そのFPというポジションについてなのですが大まかにフィールドプレイヤーを指しているだけでキーパーではないということだけしかメンバー表を見ただけでは分かりません。

その中にはやはりディフェンダー(DF)ミッドフィールダー(MF)フォワード(FW)とこれも大まかですが、ポジションあります。

そして[コンバート]とは・・・ポジションを変えること。例えばDFからFWへFWからDFへといったような感じです。試合の流れでのポジションチェンジとは違います。

これはプロに入ってとか大学に高校でもよくある話ですがポジションをコンバートしてから才能が開花したという話もよく耳にしますよね。

プロではあまりないかもしれませんが、学生時代にこれは監督の目利きで左右されることもよくあります。
まぁ田中マルクス闘莉王選手のFW起用は賛否両論かもしれませんが。

コンバート

それはさておき、そうです。勿論、少年サッカーでもコンバートはよくあります。

私の経験上、四年生までは点取り屋のストライカーだったのが四年の終わりか五年生には完全にDFに転向したり、
DFで主にサイドバック(SB)をしていた選手が完全ではないですが試合によってFW起用してみたりとか…皆様の周りではどうですか?

けど、それによって勿論、よくなった選手、悪くなった選手、戸惑っている選手と様々あると思います。

少年サッカーは8人制で特にワントップを使用したフォーメーションが多いので段々とポジションが下がる(下がるというのはGK側に下がるという意味ですよ。悪い意味ではないです)
のは特に多いと思いますし、確率の問題からして当たり前の事ですよね。

そりゃあ中には、「フォワードじゃないと嫌だ」という子供もいます。また親までも「バックするぐらいならチーム変えようかな」ってのもいます。
まぁ子供も点を取りたいですし、応援している親も我が子が点とる姿みたいですよ。

でもそれは
サッカーがわかってない本質がわかってないから言える言葉でしょう。

フォワードからディフェンダーに転向することは何もガッカリすることではまずありません。
その子の本質がそうだと監督の判断は勿論の事、むしろ確実にリーダーシップを取らないといけないポジションですし、何より責任感が強い子じゃないと無理。
ゴールキーパーなんかもっとですよね。後ろに誰も居てくれないんですから、責任と孤独と隣り合わせなポジションです。
だから、キャプテンが多いポジションではないのかなと見解します。

サイドバックへ

そして、本題はですね。これも経験なんですが、元々点取り屋の選手が、サイドバックに転向した時は面白いと思いました。
サイドバックはディフェンダーです。
けど、サイドを駆け上がって攻撃参加もします。もちろんディフェンダーなので相手にボールが渡ると全力で戻って守ります。
走り回るのはサイドバックの使命で運動量も豊富な選手じゃないと勤まらないポジションでしょう。
なんかサッカーを凝縮したようなポジションとも感じております。
ここまでの話だとフォワードではなく別にミッドフィールダーでもセンターバックでもサイドバックにコンバートしてもおんなじに思えますが、なぜフォワードかと言いますと、今まで点を取ってきた分、得点感覚に優れています。そして何よりポジションが下がったとしても点を取りたい気持ちが強い!すなわちガンガン攻撃参加する子がいました。
また、学年が上がるに連れてサッカーを覚えてきて
戦術、パス、スペース、タイミング、駆け引きを覚えてきてなんなら攻撃の起点にもなり得ます。
私の経験上の話なので他のポジションからサイドバック転向でも同じ現象が起こるかもしれません。いやっ起こるでしょう。
それはその選手の特性だからです。
まさにサッカーセンスの塊がするポジションなのかもしれませんね。
特に日本人は世界的にもいいサイドバックが豊富ですから。
今大人気の《アオアシ》という漫画があります。
軽く説明しますと、この漫画の主人公は中学までエースストライカーでした。
高校は日本屈指のプロクラブのユースに入団します。
いろんな経験後、その選手はサイドバックにコンバートされます。
めちゃくちゃ面白い漫画です。宣伝になってますが、その漫画で印象的な言葉がありました。
「サイドバックは完成されてないポジション」という言葉です。
世の中にマルセロやロベルト・カルロス、長友佑都と世界的なサイドバックがいます。
その選手ですら、サイドバックを完成させてないというのです。それだけに奥の深いポジション。
面白いポジションですよね。

これからの試合の見方もチームによってのサイドバックの動きを見るのも楽しいかもしれません。何せ、まだ完成されてないポジションですから。サッカーの醍醐味はサイドバックなのかもしれませんね。
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