超私的見解書

少年サッカークラブ所属の3人の息子と素人の私の体験談です。ぶつぶつと喋りながら書いてます。

少年サッカー勝の遺産。

神2です。

我が町には六年生最後の集大成と言われる大きな公式戦があります。

まぁ正直、秋の全日予選には負けますが、夏秋冬にビックタイトルと呼ばれる大会があり、これを全ては制すれば三冠達成という偉業を成し遂げることが出来ます。

あいにく我がトップチームは夏ベスト4 
秋の全日予選地区予選敗退
という結果で挑む最後のビックタイトル。

地区予選を経て県大会へ

なんとか県大会決勝へ駒を進めることができました!(かなり省きましたが笑)

そして、決勝の相手は夏と秋を制覇し今大会を獲れば三冠達成という絶対王者。

試合内容は押されていたものの引き分け

延長引き分け!

PK戦で勝利!!!

かなり省きました。

ただ勝の遺産というのは勝って来年も頑張らないと!っていうようなことではありません。

この決勝の舞台で王者相手に一歩も引くことなく戦い抜いた《強い心》

残り数分で追いついた《あきらめない心》

私は少し涙目に…。

これには感動しました。

そして、何より感心したのはPK戦の末に王者を破って、もう気持ちは爆発しそうな喜びも束の間、我がトップチームのキャプテンは自分の仲間の感極まる輪から外れ、真っ先にゴール前で悔しくて倒れ込む相手キーパーの元に駆け寄りました。

ゴール脇で待機していた我がチームのキーパーもです。
本当は真っ先に仲間の元に行きたかったと思うのです。
かなりのプレッシャーを受けていたキーパーなら尚更。

その二人が相手キーパーを励まして一緒に整列するべく場所 センターサークルまで連れていっているその光景は本当に素晴らしいの一言。

それを見たあとのチームメイトも周りで泣きじゃくる相手選手に励ましや感謝の言葉を言っているのが何となく伝わる。

もう、こうなったら敵 味方 王者 挑戦者の壁を越えて皆、仲間または戦友というような光景がそこには在りました。
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想像してみてください。

普通できますか?

私ならもしその場にいたら

「おおー!やってやったぜぃ!!」とか言っているのが想像つきます。

気分は最高潮で興奮し跳ね回ってるような気もします…。

しかし、彼らは自分達の喜びより相手への心遣いを優先しました。
相手への尊敬やフェアプレー精神を忘れずにいたことに何より感心させられました。

これを息子三人ともに見せることが出来て物凄く良かった。

応援を前提に試合の内容、技術等の勉強で連れていったこの最後の大会。

棚からぼたもちです。

この素晴らしいトップチームの先輩方のその姿を見せれただけで…いやっ見してくれた先輩に感謝しかないです。

勝の遺産…あと数年後このイズムを引き継いであの舞台に息子達も立てるよう、日々精進していくのみです。
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