超私的見解書

少年サッカークラブ所属の3人の息子と素人の私の体験談です。ぶつぶつと喋りながら書いてます。

少年サッカーとある大会にて。

おはようございます。神2です。

飛躍と苦悩

予告通り息子が飛躍的に伸びた事について書きます。

私の息子が通うクラブにはAチームとBチームの2つのチームで公式戦に挑みます。 

長男はなんとかAチームですが、ほとんどがベンチスタートか後半の最初から出場というパターンです。ギリギリAチームです。

現在の少年サッカーは8人制ですのでレギュラー争いが厳しいのは皆さんも感じていると思います。
私もその中の一人です。

数ヵ月前の息子が出場した大会をみて
「これはまずい」と独り言が出たほど。。
 
息子のとこでチャンスがつぶれる機会も多々あり挙げくの果てには交代。親としては見ていられなくなり、応援に来ている保護者さんたちと離れたところで観戦した次第です。

大会が終わってコーチからは「悩めばいい。スランプも壁も挫折もなくスムーズにいった人間ほどろくな奴はいないんで。」でした。

それから私は何をすべきか考えた結果。
言葉の目標をやめさせ、目標を書面に残さしました。

息子が書いたのは
《レギュラーになる》
でした。

上手い子はそんな目標より《優勝》とか《プロになる》なんでしょうが息子は違いました。

遠い目標より現実、今の目標を選びました。
あまりに悔しかったのでしょうね。

過去にさかのぼると息子は低学年の時は一番上手いと先輩からも言われた経験もあり、足元の技術は親の私からみても確かにチームでは一番でした。その流れで中学年にきた分、初めての挫折だったのかもしれません。

確かに足元の技術は今でもチーム屈指だと思います。
リフティングなら一番上手いかなと思います。
フリースタイルの選手になりたいというぐらいですからボール扱うのは好きなのでしょう。

ただ、息子は学年でも一番小さく細い。
脚の早さも普通より少し上程度。
このフィジカル思考の高い少年サッカーでどう生き残るのか…もうレギュラーは厳しいかなと私自身思っていました。

大会へ

そして、大会の前日。

私は息子にはここ最近言っている言葉があります。ポジションは左サイドハーフ。もしくは左サイドバック。

「フォワードじゃなくてもまずはゴールを見ろ。その次はドリブル。最後にパスだ」と息子に伝えました。
なぜならまだ中学年の段階で綺麗にサッカーをしようとパス趣向のプレイスタイルになっていたからです。それでは駄目だと、見ていて面白くないし、ポジション的に攻撃性がなければ相手は怖くないぞと。
見ていて楽しいプレイ=自信に充ち溢れたプレイだと私は見解しています。


そして大会初日ベンチスタート。
後半からスタートにもかかわず、息子は今までにない積極的な駆け引きやドリブル、シュートをしました。コーチからも「ナイス!」と何回も言っていただき高評価。

二日目はスタメンで2試合フル出場。

かなりの飛躍ですよね。

なぜそんなにかわったのか。
それは元々の足元の技術はチーム内ではそこそこありました。
背も小さく走るのもスタミナも普通。

けど、視野という目の力が息子にはありました。

観戦している私もまるで俯瞰で見ているのかと思うぐらい。
私もピッチサイドで観戦していて、上からは観戦していませんでしたので思わず、「おおおっ」となってしまいます。

最終日は準決勝。
この試合で負けたものの息子はフル出場をはたしました。

数ヵ月前に初めての目標を設定して挑んだ大会。それに向けて、練習に取り組んだ成果は出たと思います。

《視野》

テレビ中継と違い、選手達は平面上にいます。見えてる見えてない、この差は高学年につれてさらにその先もサッカーをするのであれば必ず必要な要素だと見解します。   

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