超私的見解書

少年サッカークラブ所属の3人の息子と素人の私の体験談です。ぶつぶつと喋りながら書いてます。

少年サッカーフットサル。

こんばんは神2です。
今の少年サッカーチームにフットサルを取り入れているチームは多いのではないでしょうか。
現にジュニア世代にはバーモントカップというフットサルの全国大会があります。

今回はフットサルというタイトルなのですが、フットサルという競技そのものではなく、サッカー少年少女が個人スキルアップの為にフットサルを取り入れる理由について見解していきたいと思います。

フットサル

皆さんご存じの通りのフットサルです。外の天然、人工芝のコートもありますが、公式戦は屋内スポーツなので体育館で行われます。
人数も8人制の少年サッカーと違いこちらは5人です。
コートももちろん狭いです。
バスケットのコートよりは広いですよ。
ボールもサッカーの4号球よりはやや小さく、あまりバウンドしない、弾まないのが特徴的です。確かにあの狭さで、弾まれたらすぐにコート外に出てしまいます。
コートも狭い分、もちろんゴールも小さいです。シュートされると直撃率はかなり高いため、キーパーは大変です。
とまぁこんな感じです。

プレーの特色

プレーの特色といたしましてバスケットににていて切り替えのスポーツです。トランジションがモノをいうでしょうね。
分かりやすく言いますと、皆で攻めて、皆で守る、攻守の切り替えがハッキリしているスポーツです。また、コートが狭い分、小刻みなパス、細かいステップやドリブルが要求されるので足の裏を使ったプレーの頻度が増えます。
今言った部分がフットサルの魅力でもあります。イコール足技ですね。ゴールデンエイジだからこそ足技を身につける時期だと世間でも浸透してます。だから、サッカー以外にスクールに通う子どもの達が増えていってるのだと思います。
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フットサルで足技を磨く

はたして上記で説明したことは本当に意味があるのか?
フットサルでサッカーは上手くなるのか?
テクニックは身につくのか?
ここが一番気になるところかと思います。
単刀直入に申し上げますと身につきます。
当たり前ですが、すぐには効果は出ません。

フットサルをしていた数々の名プレーヤーが実際います。南米なんかはむしろ貧富のある国では裸足でサッカー、ストリートサッカーから始まります。
ブラジルのレジェンド、ロナウジーニョ選手なんかは家の至るとこでドリブル、狭いとこでドリブル、犬を相手にドリブルと有名な話です。

狭いコートですので、プレスももちろん早いです。取られない技術が必要になりますしそのためにはトラップの大事さもわかります。
トラップミスをするとすぐに奪われてしまいますからね。
大きなドリブルはすぐに外に出てしまいます。
またサッカーのように広いスペースがないので正確なパスが重要にもなります。

細かなドリブル
吸い付くようなトラップ
精密機械のようなショートパス

全てにおいていかに丁寧にボールを扱えるか。
《丁寧に丁寧に》を習慣的に行うこと。
どうでしょう?
フットサルの大事な要素はサッカーにも活かされるのではないでしょうか。
それは1回や2回、また1ヶ月や2ヶ月で身に付くものでもありません。
継続することによって初めて身に付くものだと見解します。

後ひとつ、アドバイスとしましてはフットサル特有の足の裏トラップや足の裏コネコネはサッカーの指導者によっては嫌う人は嫌うので臨機応変にお願いします(笑)足裏トラップでスルーしてしまった時は多分怒られると思いますよ。

フットサルで一番身に付けたい技術

このようにフットサルを取り入れることはとてもプラスの要素が多いと私は見解します。
「ゴールデンエイジに技術を」
理にかなっていると思います。
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サッカー少年少女がフットサルを習いたい最大の理由は、
「ブラジル人のような足技ジンガを身に付けたい」
「憧れのサッカー選手のように自由自在にボールを扱いたい」でしょう。
もっとシンプルに例えますと
「ネイマールになりたい」だと思います。

このように動機としては目に見えて分かる技術の取得が大半を占めていると思いますが、
本当に身に付けたい技術はこれだ!と勝手に見解させてもらいますと
《視野》と《判断力》です。 

第六感 非認知能力

フットサルのルールを踏まえた上でこれが一番大事でまた養う事が出来る良いスポーツだと思います。 
狭いコートでスピーディーに展開するフットサルです。
目まぐるしい動きに対し視野と判断力は必須。それを補うためには首振りをして全体を把握する力。
贅沢を言うなら一歩先まで読める力。
ダイレクトプレー。
ボールを下げる。溜める。
味方と敵の位置。
この全ての事を瞬時に把握することが必須となります。

技術と違って目に見えない数値といいますか、この特性のようなもの、これを私はシックスセンスと呼んでます。
これを鍛えることで子ども達の先々のサッカー人生、大きき変わると思います。

個人プレーが通用するのは低学年までで、年齢を重ねる分、組織的なサッカーになってきます。
更に考える力。感じる力。
シックスセンスは日々の習慣から生まれる産物だと私は見解してます。

目に見える数値といいますか、テクニックももちろん大事です。それにより人を魅了することですし、見ていてワクワクします。お手本にもなれます。

目に見えない数値といいますか、インテリジェンスのあるサッカー選手ほどゲームを支配します。

この二つを兼ね備えれば無敵のファンタジスタになることでしょう。

正直フットサルのお題でここまで長くなるとは思ってませんでしたが、ここまでお付き合い頂いた皆様、本当にありがとうございます。
これも無限の可能性がある少年少女だからこそ長くなったのだと思います。
意外と今回は私にとって醍醐味のようなお題でした。
後々、シックスセンスについてはじっくり観察して研究していきます。
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